アドラー心理学【嫌われる勇気】
9月になったので、気合いを入れ直しているCorrect神戸のユカです。
少し涼しくなり、読書の秋目前ですね。
嫌われる勇気、読まれたことありますか?
100万部のヒットらしいです。
きっかけは妹が買った本をよく持ってきてくれるのですが、いつもはそのまま置いて帰るのに、今回、この本は持って帰りたいからと言っていたので、気になりました。
アドラー心理学は図書館で入門編の本を読んで知りました。
こんな心理学を解いてくれる人がいたら、トラウマにとらわれずに早くに自由になれたのにと思うこともあり。
嫌われる勇気を読んでアドラーの言っていることがより深く理解できたような気持ちになっていました。途中までは。
第1夜、第2夜はすんなりと読み流せました。
今の私に必要なのは、好き勝手に叫べる一人カラオケかしら??
怒りは出し入れできるので、怒りたいのではなく、ただ大きな声を出したいだけのようです。それなら、怒りの大声を出すより、楽しい大声を出す方がいいなと思ったのが前半部分を読んで思った感想です。
「他者の課題を切り捨てる」の第3夜で「課題の分離」をしろ、それは誰の課題なのかを考え、切り離す。分離すると自由になる。
他者の評価を気にかけず、他者から嫌われることを恐れず、承認されないかもしれないと言うコストを支払わないかぎり、自分の生き方を貫くことはできない。つまり、自由になれない。
対人関係のカードは自分にある。
承認欲求に縛られていると、対人関係のカードはいつまでも他者の手に握られたままになってしまう。
以上が本文第3夜の要約です。
人間ってどれだけ承認欲求に縛られているんだろう。承認されたいがために困難を引き寄せているであろう人の顔が何人も浮かびました。
第3夜もなるほど〜っと思いながら読み進めれましたが、最終の第5夜で訳が分からなくなり、何度か読み直しが必要そうです。
そう思って、次はノートに要約しました。
太字を振り返りながら、要約するとなんとか意味が理解できてきました。
この本を読んでいて私の脳裏に浮かんできたのは、祖父のことです。
60歳ですい臓がんで亡くなり、一家の支柱を失った我が家はあれよあれよと言う間に家族がバラバラになった感じがありました。
病床に見舞いに行った時、もう起き上がることもできなかった祖父が3歳の私に、「人の役に立つ人間になれ」と言いました。
難しいからよくわかんないかな?などと周囲から言われ、その時はよくわかっていなかったような記憶がありますが、言葉だけ覚えておいて、どう言う意味かわかるようになった時に理解すればいいと思い言葉と場面のみ鮮明に記憶しています。
おじいちゃんは、アドラーなんて知らなかっただろうけど、昔からの人の言い伝えのようなものはよく聞いておく方がいいな〜と思い出しました。
これが後半部分を何度か読んでの感想です。
余談ですが、岸見先生について調べていたら鼎談が載っていました。嫌われる勇気執筆の古賀史健さんとホリエモンの3人です。
horiemon.com